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白秋


北原白秋「白金の独楽」(ハッキンのコマ)より

秋は大気が結露し、美しい玉となって草の上に宿る。
全ての命は宇宙の光から生まれ、光に還る。
朝日を浴びて虹色にも見える玉は、キラキラ光る天然の宝石。
赤、青、黄色の全ての可視光線を均等に含んだ光だけが、白く輝く。
元々、白は無色透明なもの、あるいは光そのものをさす。
太陽が昇ると、神聖な大地の香気とともに、あっという間に消えてしまう朝露。
白山姫神社に祀られているククリ姫は水のみそぎに関わり、
再生を司る「蘇り」(ヨミガエリ)の女神とされている。
白秋とも言うように、陰陽五行で秋は白を司る。
白は「死と再生」を暗示する聖なる色。
白玉は魂であり、命の象徴でもあった。


「白金の独楽」
1914年(大正3年) 白秋29歳の頃の作品集。

白秋みずからが描いた、この本の挿し絵には、エロスと仏の世界 が交差する、さまざまな不思議なイメージであふれています。
この作品には愛欲の日々に埋没し、己の心の闇を凝視しつつ葛藤する、白秋の魂の慟哭が塗り込められています。人間の業を極限まで見据えることで、また新たなる境地を、切り開いた作品です。

<時代背景> 第1次世界大戦勃発

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新し物好きのRobin Morino が、日々感じた事、健康、音楽(カンツォーネ、シャンソン、ジャズ、ボサノバ等)、映画、小説、Photo、旅行、恋愛、社会、政治経済等について徒然なるままに書き綴ります。(独断と偏見、浅学菲才によるボロはご容赦ください)
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